mamaro(ママロ授乳室)を設置場所で使ってみた!探し方もご紹介

こんにちは!

今回は幼い子を持つ私、hikkokoboがいま巷で話題の箱型授乳室「mamaro(ママロ)」について調べてきましたよ~。

設置場所の探し方や実際に「mamaro(ママロ)」を使ってみた感想をご紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

 

 

実際に設置場所で使ってみた!使い方を徹底解説

 

ここは首都圏の某駅ビル内にあるmamaro(ママロ)です。

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設置場所はフロア中心のエスカレーター脇。

周囲には雑貨店、カフェがある比較的人通りの多いエリアです。

今までは授乳室と言うとフロアの端っこ、トイレなどの近くにあることが多いので意外ですね。

それはきっと「mamaro(ママロ)」が個室で安心できる空間であることが強みになっているのでしょう!

 

足元は段差があるので気を付けてくださいね。

特に赤ちゃんを抱っこしている時は、つまづきやすいです。

 

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それでは引き戸を開けてみます。

まず目に入るのは、ママと赤ちゃんが座るイスとスツール。

 

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一人掛けのソファは60㎝×40㎝、スツールは40cmx40cmでした。

 

ママが一人で腰かけて赤ちゃんを抱っこして授乳するのにはちょうど良いサイズです。

決してゆとりがある訳ではありませんが、抱っこしている赤ちゃんの足が壁にぶつかって窮屈な思いをすることはないでしょう。

 

ここでは授乳や離乳食を食べさせることができます。

スツールは可動式なので使いやすい場所に移動できるのも嬉しいところ。

 

ちなみに「mamaro(ママロ」の大きさは幅180cm、奥行き90cm、高さ200cm

室内の面積は1.28㎡です。

決して広くありませんが、スツールを移動させて上のお子さんを待たせるスペースにしたり、お買い物袋を置いたりするのにちょうど良いですよ。

 

それにしても「mamaro(ママロ)」の内部は赤ちゃんやママ、パパが使うものだけあって、清潔感があります。

もちろん見た目だけでなく抗菌・抗ウイルス・消臭・防カビ効果のある「デルフィーノ」を施行済みということなので、衛生面でも安心です。

 

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荷物はちょっとしたものなら椅子の横にあるひじ掛けスペースに。

大きい荷物は5キロまでの重量制限はありますが、荷物掛けが1か所に設置されていて、下に荷物を置かずに済みますよー。

 

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それでは実際に一人掛けソファに座ってみると、なんかイイ感じ。

街中にいると思えないほど落ち着いた環境です。

 

ママからの目線はこんな景色。

 正面に「mamaro view」というテレビモニターがあります。

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このテレビモニターには「mamaro(ママロ)」の使用の残り時間が表示されます。

ちなみに「mamaro(ママロ)」は鍵を閉めた時から20分間の使用が可能です。

 

※もし時間制限を超えた時は、テレビモニターが優しく「時間ですよ~」って具合に教えてくれるのだとか。

 

ちなみにあまり出てこない時は非常事態では?とみなされ、係員に開錠されることもあるようので注意してくださいね。

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こんな張り紙がありました。

 

このテレビモニターには授乳中のお母さんが楽しめるようオリジナルのコンテンツや子育ての情報、アンケートなどが流れます。

一人掛けソファの脇、ちょうどママの手元のトラックパッドで操作ができるので、授乳しながらコンテンツを楽しめますよ。

 

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もちろん音量調節も可能なので、授乳中の赤ちゃんの気を散らす心配もありません。

さらにソファの横にはコンセント付きという配慮も素晴らしい!

お買い物中、スマートフォンの充電が少なくなった時とかありがたいですよね。

 

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「mamaro(ママロ)」の中は、畳一畳分くらいの広さしかないのですが、

天井まで約2mの高さがあること・天井が空いているので開放感があります。

 

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閉鎖的な雰囲気を感じることはないでしょう。

天井が空いていることで換気にも一役買っているので、コロナやインフルエンザなどウイルスが流行する季節も安心ですね。

 

mamaro(ママロ)は外側も内側も優しい木目調を使うことで明るく清潔感のある空間を作り出しています。

室内の灯りもソフトな光を放つタイプを採用していることからも、赤ちゃんとママへの思いやりを感じさせてくれます。

 

箱型授乳室mamaro(ママロ)の使い方のおさらい

「mamaro(ママロ)は神奈川県横浜市ベンチャー企業「Trim」が展開する箱型授乳室です。

授乳室と言うとショッピングモールの隅にあり、入場できるのはママと赤ちゃん(あと上のお子さん)だけという、どちらかと言うと閉鎖的なイメージがある方も多いでしょう。

また授乳をするというのに仕切りはカーテン一枚だけ。

「いきなり誰かに開けられたら・・」という落ち着かない中、そそくさと授乳を済ませるというママも多いはず。

そんなママたちの声から生まれた設置型ベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」は今までなかったアイデアを駆使した空間です。

 

ここでざっくりと「mamaro(ママロ)」の特徴をまとめると・・

    • 内側から鍵を閉めると完全な個室になる
    • 周囲の目を気にせずゆっくりと過ごせる
    • イスとスツールを組み合わせて赤ちゃんを寝かせるとオムツ替えができる
    • ママだけでなく、お子さん連れのパパも使える
    • 利用状況をアプリで確認できる
    • 費用はゼロ!(無料)
    • 1回20分の利用が可能

 

 利用方法はカンタン

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  1. 内側から鍵をかける(使用中は外のランプが灯ります)
  2. 赤ちゃんとゆったりと過ごす
  3. 使用した後はドアを閉める

ね?カンタンでしょう。誰でも使いやすくするためにとてもシンプルです。

 

mamaro(ママロ)の評判を検証!実際に使ってみて感じたこと

 

ここまでご紹介してきた「mamaro(ママロ)」は、ママ・赤ちゃん・パパへの優しさが詰まった空間ですが、ネットのクチコミでは様々な意見があり、デメリットや不満の声があがっているのも事実です。

(不満は、この商品がより改良されるためのヒントでもありますけどね~)

 

そこで「そんなネットの声は本当なのか?」ということで、実際に私自身が「mamaro(ママロ)」を使って検証してきました!

 

ネガティブ口コミに対しての検証

 

ベビーカーごと入れないのが残念・・・

 「mamaro(ママロ)」の中は残念ながらベビーカーが入れるほどのスペースがありません。

そのためベビーカーは「mamaro(ママロ)」の外側に置く必要があります。

内側から鍵を掛けますし、万が一盗難に遭っても気づかない可能性は大です。

目を離す間は盗難防止のグッズを取り付ける・家族や友人に見張っていてもらうことをオススメします。

 

内鍵を閉められるのは有難いけど、防犯上どうなの?非常ベルはある? 

 見たところ非常用ベルはありませんでした。

内鍵をかけることでプライバシーが守られるというのは「mamaro(ママロ)」の最大のメリットですが、緊急時の対応として今後非常ベルの設置は検討して欲しいですね。

私が体験した「mamaro(ママロ)」は人通りの多い場所に設置されていましたが、施設によってはフロアの端など、人目に付きにくいところに設置されていることもあるようです。

 

ゴミ箱があったら便利なんだけどな

 「mamaro(ママロ)」にはゴミ箱の設置はないため、オムツや離乳食のゴミは自分で持ち帰る必要があります。

でも衛生面や匂いなどの問題が生じると思うので仕方ないのかなと感じます。

そこは利用者によって意見が分かれるところかもしれません。

 

狭いところが苦手な人にはツライかも・・・ 

 畳一畳ほどの広さなので、ここに赤ちゃんとママ、もう一人(兄弟など)が入ったらもういっぱいです。

天井を高くする、網目にするなどの工夫はなされていますが狭いところが苦手という方には厳しいかもしれません。

個人的には中が見えない位置に窓を付ける、足元を擦りガラスにすることで幾らか緩和されるのでは?と思いますが・・・

 

水道など手洗いする場所があればいいのにな

これは私も思いました。

離乳食やおむつ替えの際、すぐに手を洗えたらとても便利ですよね。

消毒液やウェットティッシュ等で対応しましょう

 

専用のオムツ台がないので、オムツ替え、授乳、離乳食を食べさせるところが全部一緒と言うのがイヤだな

 前に利用した人の後、消毒等をしているかどうかは場所次第。(多分毎回できません)

そのため使用前・使用中・使用後は消毒することをおすすめします。

きっと消毒液などを持ち歩いている方も多いと思うので、積極的に利用しましょう。

ただし抗菌・抗ウイルス対策の「デルフィーノ」が施行されている点は高く評価して良いと思います。

オムツを替えるのに台が低すぎるー

 一人掛けソファの上でオムツを替えるため、ママはしゃがむ・膝をついてやらないといけないです。

私も試しにかがんでみましたが、確かに狭いと感じました。

お腹が苦しい...お肉?

このように赤ちゃんを寝かせた状態でオムツ替えをする場合は体勢が厳しいです。でも1歳過ぎて(パンツタイプのオムツを履かせるようになったら)たっちでオムツを替えるようになれば、問題なさそうです。

 

こんな感じでネガティブな意見もありますが、構造上や施設によって難しいこともあるようです。

従来の授乳室にはない新しいアイデアがたくさん詰まったものなので、今後改善されていくことに期待しましょう!

 

では次は「mamaro(ママロ)」に関する良いクチコミをご紹介します。

 

ポジティブな口コミに対しての検証

 

兄弟を待たせての授乳やおむつ替えは周囲の目が気になるから、個室だとありがたいよね。

 

天井が空いているから外の空調が入って、中は思ったほど暑くないし換気もバッチリ!」

使う前にアプリで空き状況を確認できて便利!

赤ちゃんとのお出かけは緊張の連続!

オムツ替えや授乳ができる上、ママもほっと一息つける空間が欲しかった。

一般的な授乳室もキレイで色々と整ってきたけれど、やっぱりプライバシーを守れるmamaro(ママロ)は最強!

男子トイレにオムツ替えスペースがないことも多いし、授乳室にパパが入るのはなかなか勇気がいる。

そんなパパが気兼ねなくおむつ替えやミルクをあげられる場所ができてありがたい。

パパ専用の「paparo(パパロ)があってもいいかもね!

 

ここまで読まれて「mamaro(ママロ)」を使ってみたい!どこにあるの?」と思われた方に、次は設置場所の探し方を教えちゃいます。

 

mamaro(ママロ)の設置場所はどこ?探し方はアプリで?

 mamaroの設置場所を調べたい時は「Baby map」という無料アプリが便利です。

ダウンロードはこちら
▶︎ https://babymap.jp

 

アプリをダウンロードしておけば、お出かけ先の近くにある授乳室やオムツ替えスペースをすぐに検索できちゃうんです。

もちろんmamaro(ママロ)とも連動しており、空き状況の確認やたとえ誰かが入っている時でも空いた時にお手持ちのスマートフォンに通知してくれるサービスも。

このアプリはmamaro(ママロ)以外の授乳室やおむつ替えスペース、さらには赤ちゃんとランチができるレストランなども検索できるため、赤ちゃん連れのパパ・ママにとって入れて損がないですよ!

 

 

さらに進化!「mamaro2」が2021年秋に誕生!

ここで明るいニュース!

従来の「mamaro(ママロ)をよりグレードアップさせた「mamaro2」が2021年秋に登場するそうです。

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                    https://prtimes.jp/main/より引用

 

従来型との変更点は

  • 床面積1.2倍、間口も1.5倍と広がり、さらに入口の段差も半分以下に。ベビーカーごと入れるように。
  • 「mamaro sofa」の背もたれ部分が変形させて赤ちゃんを寝かせると、体重を測れるベビーベッドに。(専用アプリとの連携で成長記録も可能になる予定)
  • 利用状況が外部からも分かりやすい仕様に。

これはママやパパにとって、使い勝手が大きく向上しそうです。

これからどんどん増えていくと良いですねー!

 

mamaro(ママロ)はベビーケアルームとして最高でした!

 

このようにお出かけ先の緊張感の中で周囲に迷惑を掛けたくない、プライバシーを守りたいというママたちにとって「mamaro(ママロ)」は非常にありがたい存在なんだなーと思いました。

利用するママたちの声から寄せられた声を元に次々とアイデアを生み出して進化するmamaro(ママロ)。

2020年現在141台の導入実績ということですが、こんなに便利なものならもっと世の中に広まっていけばいいなぁと思いました。

そうなればもっと子育てをしやすい世の中になっていくのではないでしょうか!